オーナーチェンジ物件を売却する際には、なるべく高く売りたいとオーナーは考えます。
しかし、買い手は安く買いたいと思っており適正価格でなければ売却自体が難しくなってしまいます。
しかし、実際に相場以上で高く売れているオーナーチェンジ物件はあります。
そこで、この記事ではオーナーチェンジ物件を高く売るためのポイントについて解説します。
オーナーチェンジ物件を高く売るポイント
オーナーチェンジ物件とは、入居者がすでにいる物件のことです。
そのため、オーナーチェンジ物件を購入する目的が「居住」ではなく「投資」となっており、売却のターゲット層は投資家に限定されます。
つまり、売却においても投資家に向けた販売戦略となる点が通常の不動産と異なる点といえます。
レントロール等の必要書類を用意しておく
レントロールとはオーナーチェンジ物件の収益状況が分かる書類です。
買い手はレントロールと物件資料、現地を確認することで購入判断するため、必要書類は必ず用意しましょう。
契約期間を長くしておく
契約更新期限が短いと買い手は購入したしたんに入居者に退去され、家賃収入が途絶えてしまうかもしれません。
そのようなリスクがある物件は評価が低くなってしまい、結果的に安く売ることになります。
そのため、なるべく契約期間が長い状態で売却しましょう。
住んでいる人の属性を把握しておく
住んでいる人がどのような人なのか知らないオーナーは意外と多いです。
家賃を支払ってくれるのであれば問題ないですが、買い手はどんな人が借りているのか気になります。
そのため、買い手が不明点をなくし購入判断ができる状態にするためにも住んでいる人の属性は把握しましょう。
周辺環境の良い点を調べておく
オーナーチェンジ物件は物件自体の価値と同じく、周辺環境も重要です。
駅やバス停までの距離やスーパーやコンビニの有無などは入居者が快適に生活できるポイントとなるため、質問があれば答えられるように準備が必要です。
長期的に買い手を探す
物件公開していると大幅な価格交渉や買い手に有利な条件での申込書を受け取ることがありますが、長期的に探すことで安売りすることなく高値売却できる可能性が高くなります。
そのため、あらかじめ定めた期間はオーナーチェンジ物件を保有し、納得の条件でのみ売却しましょう。
まとめ
オーナーチェンジ物件は売却が難しいとされていますが、この記事で解説したポイントを押さえることで高値売却できるようになります。
そのため、オーナーチェンジ物件を売却する前には必ず上記ポイントを確認しましょう。