20代で不動産投資を始めた方の失敗談
年の若いうちから投資の重要性に気づいて、不動産投資を始めようという方は少なくありません。
ただ、若さゆえに失敗してしまうこともあります。
今回は20代に不動産投資を始めて失敗してしまった方の体験談をご紹介したいと思います。
管理会社選びで失敗
北海道の苫小牧市で築40年ほどの木造アパートを買った際の失敗談です。
購入した直後に、アパートの1室が退去になりました。半年後にもう1室が退去、1年半には戸建ての入居者が退去になりました。
いずれも退去リスクが低いとされる生活保護の人が入居されていたのですが、立て続けに退去するのには違和感がありました。
また、室内リフォームにはかなり高額の見積もりが出てきたので、自分で手配をして原状回復をしたのですが、そのやり取りにも時間がかかったりしました(販売会社が管理会社をするという条件で購入)。
管理会社から賃貸募集をしてもらったいるのですが、いつまで経ってもスーモやat homeに掲示されないなどが続いたため、直接現地の不動産屋さんに電話して、募集をかけてもらいました。
その電話の中で、「こちらの物件の管理会社は○○さんですよね?あまり手出しできないんです・・」といったコメントがあり、違和感を持っていたので、他の不動産会社にからも管理会社の状況を聞き出したところ、「この物件は、管理会社の○○さんで、優先順位が低く設定されているので、なかなか紹介できないんです」とのコメントが出てきました。
即日、管理会社と契約を破棄したところ、いずれの物件も、翌月には入居が決まりました。
約2年間、入居付けができず、原因もつかめずにもやもやした状況が続き、精神的に疲弊してしまいました。
この物件の購入は、大きな失敗だったと思います。