ボロ物件といいつつも、意外と安い物件ってない。。。
そう嘆くそこのあなた、楽していい物件買おうとしてないですか?
相手も商売だからなるべく高い金額で売りたいというのが本音です。
ゴミ物件が大量に溢れる中、良質なボロ物件に巡り合うのは稀です。
そして、その中で光り輝く物件にはハイエナのごとく人が群がるのです。。。
では、そんな熾烈な争いに食い込むにはどうすればいいのでしょうか。
自分も業界に参入した当初は、困惑していました。
情報取得に苦しむ中、ピカピカの情報を仕入れている人たちの行動をよく観察していると、共通点がありました。
最初は苦戦していましたが、そういった方々の共通点をまねしていくうちにだんだん情報の精度が上がってきたのです。
簡単ではないですが、本気になれば誰でもできる手法です。
ネットで毎日ボロ物件の検索をしましょう。
ネットでいい物件なんて買えるわけなくね?とお思いのあなた、チャンスを逃しています。
確かに良い物件が出ている可能性は低いです。
大体がクソ物件です。
けれど、たまーに安くてお買い得な物件が入ってきます。
不動産は色々な人が色々な事情をもって売りに出します。
単純にお金が欲しくて売ったり、転売目的で売ろうとしている中
- 今すぐお金が必要で安くてもいいから売りたい人
- ボロ屋で早く処分したい人
- 一般人には取り扱いが難しく、安い値段でないと買い手が見つからない
などがあります。
そういった物件がちょこっと顔を出したりするのです。
スーモ、アットホーム、健美家、企業の個別サイト、等々。
不動産サイトは多岐に渡りますが、その中で毎日必ず見るサイトを決めて、必ず新規物件の情報に目を通してください。
必ず毎日時間を決めて一回は絶対に見るようにしましょう。
建物として扱われていないボロ物件の探し方!
ボロ物件を探しているとき、あなたは戸建、アパート、築古の投資物件ばかり見ていませんか?
甘いです。目の前に転がっているお宝を見逃してしまっている可能性が高いです!
土地で検索してください!
土地なのに建物建っているじゃないか!!
な物件が結構出てきます。
こういった物件は、一応上物として建物はついているけど、使い物にならないから更地扱いで買って、解体とかは自分でやってね、というような物件です。
本当にどうしようもない建物も多いですが、中にはリフォームすればまだまだ使える物件もあります。
こういった物件は、解体費がかかることなどを交渉材料に、指値も比較的しやすいです。
あと、上物付き更地として見ている人、特に投資目的や業者の人などは、更地にした後、新しく建物を建てようするので、そこで採算が取れずに諦めることも多いので、ライバルも少なくなります。
結構ねらい目ですよ。
営業マンの味方になれ!
ボロ物件を探しているってことは、安い物件を探しているってことですよね?
不動産仲介は安い物件ほど手を出したがりません。
不動産の仲介手数料は、物件価格の三パーセントまでしかとってはいけません。
一億円の物件だろうと、百万円の物件だろうと等しく三パーセントです。
しかも仲介するにあたっての労力、責任も等しいのです。
一億円、百万円の三パーセントっていくらですか?
三百万円と三万円ですよ?
そしてボロ物件となれば、売れ残ることも多く、全く儲からないのに手間のかかる、いわゆるお荷物物件と化すのです。
そんなこともあって、実はきちんと物件として存在しているのに、面倒くさいから紹介されないということもあるのです。
あなたがもし仲介業者だったら物件の仲介を本気でやろうと思いますか?
仲介するとしたらどういった人にならやってあげようとおもいますか?
考えてみてください。
赤の他人に自分の貴重な時間を割きませんよね?
まずはとにもかくにも関係構築です。
人間性で売るのもよしですし、将来的に価格の高い物件も買ってくれそうだな、と思わせるのでもいいです。
相手にとってメリットのある行動を心がけることが大事です。
お荷物物件あったら自分が引き受けます!という風に印象付けられれば、ボロ物件が来た時に自然と自分のほうへ紹介が来るようになります。
あとは自分自身がしっかり不動産の知識を身につけて、手間のかからない人であることをアピールしておきましょう。
ネットで調べればすぐわかるようなことをいちいち聞いてくる人は正直論外です。
個人投資家であったとしても、不動産業を営む一事業者であると自覚して行動しましょう!
ボロ物件は指値してなんぼ
最初の提示価格が渋くても、値段交渉をきちんとして、販売価格を下げることで、魅力的な物件にすることもできます。
特にボロ物件は、解体費用以外にも、リフォーム費用とか、産業廃棄物の撤去とかいろいろ費用が掛かります。
そういった交渉材料があれば、指値の根拠になり、売主の方も納得して指値に応じてくれる可能性が高まります。
ひたすら安く買いたいから指値しろ!だと、この人には売りたくないな、となってしまいますからね。
丁寧に交渉する人には、売る側としても誠意をもって対応してくれるものです。
いかがでしょうか。
いい物件を見つけるためには、ボケーっと口を開けて待っていてはいけないのです!
ましてはあなたが手に入れようとしているのは、安さを求めたボロ物件です。
そういった物件を手に入れるには、最新の情報を見逃さないこと、情報をもった人たちを口説くことが必要になってくるのです。
こういった物件が欲しい、とリクエストするだけでは誰も力になってくれません。
まずは、自分が物件を紹介されるべき価値ある人間だ、と周知させる営業から始めましょう!
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